不動産の価格4種類・不動産売買の価格6種類を徹底解説

「不動産の売買価格や評価額の種類には何があるの？」
「不動産の売却相場をチェックするにはどうしたら良い？」

こんな悩みを抱えていませんか？

不動産の価格や不動産売買などに関する価格には何があるのか分からなくて戸惑うかもしれません。

不動産売却時に査定を行う必要性もありますので、不動産の価格や不動産売買などに関する価格を知っておくことは必須です。
そのため、この記事では以下の内容を説明しています。

不動産の価格や不動産売買などに関する価格を理解するために、ぜひ最後までお読みください。

1.不動産の価格4種類、不動産売買などに関する価格6種類

不動産の価格には、その土地の価格の種類として4種類、不動産売買などに関する価格として6種類あります。

土地の価格の種類を列挙してみました。

1-1.地価公示価格

よく言う「地価」を表す価格を意味し、国土交通省が毎年1回、その土地を下調べして価格を決定します。国内の土地価格のバロメーターともいえる価格になります。

一般の方が、土地取引または資産評価をするに際し、価格の客観的な指標として取り扱われているもので、毎年1月1日時点の全国のにある特定の地点のm²単価になります。ちなみに、令和2年の地点数につきましては、およそ26,000地点あります。

こちらの価格というのは、建物の敷地についてはその建物がないものとして、また、土地を利用する上で制限などがある場合は、それが無いものとした更地での価格になって、毎年3月下旬頃に公表されています。

1-2.路線価

路線価は道路に面している住宅地の1m当たりの評価額を指し示します。一般的には地価公示価格7、8割の価格になりやすく、相続税や贈与税等といった計算に用いられます。

1-3.固定資産税評価額

固定資産税等々の支払いのバロメーターとなる評価額で、およそ地価公示価格の7割くらいの価格設定になっています。

1-4.基準地価

地価公示価格につきましては、国が行っている調査に対し、基準地価に関しては、都道府県が実施して公表している価格で、地価公示価格と一緒で地価のベースとして使われています。

1-5.希望売却価格

売主がこの価格で売りたいと思う希望価格ということを意味します。基本的に希望ですので、付ける価格は自由に決められます。

1-6.査定価格

不動産会社が不動産の査定を行なって、現実の上で査定価格を出してもらった金額になります。

1-7.売り出し価格

希望売却価格と査定価格を確かめて、調整して売り出すスタート価格のことを指し示します。

1-8.購入希望価格

買主が希望する購入価格のことを指し示します。ちょっとでも安い金額で買いたい場合がたくさんあるので、売り出し価格と比較して低い額を要求します。

1-9.成約価格

売り出し価格と購入希望金額を調整し、折り合いの付いた部分の価格になります。

1-10.市場価格

実勢価格とも言われていて、似た感じの条件の取引事例などから算定された価格を意味し、売り出す時の価格決定の基準にもなります。

2.2022年の不動産売却相場の変遷

不動産の売却相場を見るには、ここ最近の不動産取引の状況を見ることも重要だと言えます。

不動産取引の状況を見るための指針としては、「不動産価格指数」がピッタリです。

2-1.不動産価格指数とは？

不動産価格指数は、「不動産市場の動向を示す指数」で、国際基準をベースとして、国土交通省が公表しています。

また、その時々の不動産取引の活発さをチェックするのに役立ちます。では、最新の不動産価格指数の変遷に関してはどういう状況なのでしょうか？

こちらでは、最新の2022年度4月発行の住宅の不動産価格指数のグラフに基づきチェックしていきましょう。2013年以降、不動産価格指数は全体を通して上昇傾向になっています。

新型コロナウイルスの流行により、2020年の住宅総合の不動産価格指数は一旦落ちたのではありますが、年間では上昇しています。

このため、コロナウイルスの影響につきましては、それほどまで意識する必要性がないと言えるでしょう。

また、住宅の種別の中におきましても、マンションの価格の上昇率が一際高くなっているのが特徴となります。

都心部の新築マンションにつきましては、価格の上昇が顕著で、今年に入ってかた、1990年代の不動産のバブル時の平均価格を越えました。

3.不動産の売却時に査定をする必要性とは？

ひとつの例として車を売り払う時でも、中古車の相場があって、車種・年式・走行距離によって価格が変化します。

不動産価格にも相場があって、その場所の地価だけに限らず、築年数・広さ・周辺の環境であったりバラエティーに富んだ要素が存在しています。

何一つ知識がない状態で、ただ単に不動産価格を決めると、安く売りすぎて損してしまうかも知れませんし、あり得ないくらい高く設定してしまって、興味を持ってもらえない場合もあります。

ですので、査定または鑑定をしてもらって、持ち合わせている不動産の価値を正しく押さえることが、スピーディーに売却をする上でも大切だと言えます。

不動産の価格4種類・不動産売買の価格6種類を徹底解説｜まとめ

不動産を売却する際には注意すべき点が多く、経験がないと損をしてしまうこともあります。一人で抱え込もうとせず、信頼のおける不動産会社に任せてみませんか？

福山不動産では売却をお考えの方の最良のパートナーになれますよう、またお客様から「任せて良かった」と言って頂けるよう、誠意をもって対応させて頂きます。

まずはお気軽にご相談下さい！