広島県福山市の伝統的魅力とは?特産品について徹底解説!
今回の記事は、福山市の特産品について取り上げて福山の伝統的魅力を発信していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
福山市について
福山市は、広島県南東部にある広島県第二の都市です。
太平洋ベルトに属する瀬戸内工業地域に含まれる福山の工業地帯では、主に銑鉄や電子・繊維等を製造しています。
福山市について詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
福山市の特産品
鯛そうめん
一つ目に紹介する福山市の特産品は”鞆の浦の鯛そうめん”です。
鞆の浦は瀬戸内海に面する港町で、江戸時代には”潮待ちの港”として栄えた町でした。
鞆の浦は”鞆の浦といえば鯛”という代名詞になるほど鯛が有名な町で、2015年には鯛の漁法が福山市指定無形民族文化財に指定されました。
そんな鞆の浦で食べることのできる特産品の”鯛そうめん”は、鯛の頭が堂々と存在感を放っている鯛出汁そうめんです。
保命酒
二つ目に紹介する福山市の特産品は”保命酒(ほうめいしゅ)”です。
保命酒も鞆の浦の特産品で、「瀬戸内の養命酒」と呼ばれることもあり薬味酒として有名です。
正式名称は「十六味地黄保命酒(じゅうろくみじおうほうめいしゅ)」といいます。醸造工程において、焼酎、もち米、麹の3つに13種類もの生薬を漬け込んで作るためこのような名称があるそうです。
また、アルコールによって成分が早く吸収されるので、疲労回復等の効果が見込めます。
日々の疲れを癒しにぜひ保命酒を試してみてください。
関連サイト:保命酒の詳細
松永下駄
三つ目に紹介する福山市の特産品は”松永下駄(まつながげた)”です。
明治時代初期,松永では製塩業が盛んでした。塩を煮詰める薪を使って下駄を作ったのが松永下駄の始まりといわれています。
出典:ふくやま観光・魅力サイト「えっと福山」松永下駄(まつながげた)
松永下駄は、鼻緒(履いた時に足の上にくる紐?の部分)が柔らかく、桐の台が軽いのが特徴です。なお、衝撃吸収性に優れています。
お祭りや夏の暑い日に、家族や恋人と下駄を履いて非日常を味わってみてはいかがでしょうか?
福山市のお祭りについてはこちらの記事で取り上げています。
備後絣
四つ目に紹介する福山市の特産品は”備後絣(びんごがすり)”です。
そもそも絣とは?
「絣(かすり)」とは、文様がかすれて見えることが特徴の文様織の一種で、絣糸を使用した織物のこと。着物の柄そのものをあらわすこともあります。
出典:KIMONOTOきものと 久留米絣とは?重要無形文化財となった歴史や、織物の特徴
日本三大絣
福山市の備後絣は、愛媛県松山市の伊予絣、福岡県久留米市の久留米絣と並ぶ日本三大絣のひとつです。特に備後絣は、昭和30年代には全国一の生産量を誇っていたそうです。
平成4年に「広島県指定伝統的工芸品」に登録されています。
福山琴
最後に紹介する福山市の特産品は”福山琴(ふくやまこと)”です。
福山市は琴の生産地として有名で、国内シェアの約7割を占めています。
お正月でよく聴く名曲「春の海」は、福山の「鞆の浦」や瀬戸内海をイメージしてつくられたともいわれています。
福山琴は最高級の桐乾燥剤を使っていることや手作業で精巧な細工を施していることから、優れた音色のみならず、美しい模様や装飾を楽しむこともできます。
1985年(昭和60年)には国の「伝統的工芸品」指定,2006年(平成18年)には「地域団体商標」(地域ブランド)に登録されています。
出典:ふくやま観光・魅力サイト「えっと福山」福山琴(ふくやまこと)
最後に
今回は福山市の5つの特産品について紹介してきました。
福山にルーツがある人も無い人も、何かしら新たな気づきや発見があったらとても嬉しいです。
伝統は一種の世代間コミュニケーションツールだと私は思っています。
“伝統を守る”という意識も大切ですが、伝統によって過去の地域や人々の考え方を知ることも一つの楽しみ方ではないでしょうか。
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