福山市の名所『明王院』について解説!

こちらの記事では、福山市の名所「明王院」についてわかりやすく解説していきます。
前回の記事では、福山市の必訪スポットについて解説しました。前回の記事はこちら。

目次

福山市とは

福山市は、広島県の南東部、広島市と岡山市のほぼ中間に位置する広島県第二の都市です。

総人口は約45万人、合計特殊出生率においては都市部の中では非常に高い水準を維持している都市です(引用元:福山市人口将来展望分析, 2021年(令和3年)3月, 福山市)。

福山市は多くの観光スポットや名所のある魅力的な街ですが、その中でも際立つのが国宝にも指定されている名刹「明王院」です。その優雅な姿は訪れる人々を日々魅了しています。

今回は「明王院」について詳しく解説していきたいと思います。

福山市の歴史を伝える名刹「明王院」

広島県福山市にある明王院(みょうおういん)は、鎌倉時代から室町時代にかけての貴重な建築物を今に伝える古刹です。

特に、国宝に指定されている本堂と五重塔は、その優美な姿で訪れる人々を魅了します。静かな山あいにたたずむこの寺院を訪れ、その歴史と建築美に触れてみてはいかがでしょうか。

国宝に指定された二つの建築物


国宝 本堂

明王院の本堂は、元応3年(1321年)建立に再建されたとされており、和様と大仏様(天竺様)の建築様式が融合した珍しい様式を持っています。

和様の屋根の曲線美と、大仏様の特徴である力強い木組みが調和しする独特の美しさを醸し出しています。

堂内には、秘仏である十一面観世音菩薩が安置されています。

五重塔

本堂の南側にそびえる五重塔は、貞和4年(1348年)建立に建てられたものであるとされています。

高さ約29.1メートルのこの塔は、純粋な和様建築の代表例として知られています。 細部にわたる美しい装飾や、優雅な屋根の反り、そして均整の取れたプロポーションは、日本の伝統的な木造建築の粋を集めた傑作と言えるでしょう。

四季折々の景色の中で、その姿はさらに引き立ちます。特に雪が積もった五重塔は格別の美しさです。

アクセス

JR山陽本線福山駅からタクシーで10分

まとめ

明王院は、福山市街地から少し離れた場所にあり、静寂に包まれた環境が魅力です。

国宝の建築物はもちろん、境内には市指定重要文化財の鐘楼や、美しい庭園もあります。 特に秋には、紅葉が五重塔を彩り、多くの参拝者や観光客で賑わいます。福山市を訪れる際には、歴史と文化が凝縮された明王院に足を運び、日本の伝統建築の素晴らしさを体感してみてはいかがでしょうか。

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