福山市で観光する際の必訪スポット4選!

こちらの記事では、福山市に来たら必ず訪れたい観光スポットをご紹介していきます。
前回の記事では、福山駅周辺のおすすめスポットについて解説しました。前回の記事はこちら。

福山市とは

福山市は、広島県の南東部、広島市と岡山市のほぼ中間に位置する広島県第二の都市です。。総人口は約45万人、合計特殊出生率においては都市部の中では非常に高い水準を維持している都市です(引用元:福山市人口将来展望分析, 2021年(令和3年)3月, 福山市)。
瀬戸内の穏やかな海に抱かれたこの街は、歴史ある港町として独自の文化を育んできました。福山市には有名観光地である鞆の浦をはじめ、歴史や文化的価値の高い観光資源が数多く存在します。今回の記事ではそんな福山市必訪スポットを4箇所ご紹介していきます。
福山市で観光する際の必訪スポット
福山城

福山観光の玄関口とも言えるのが、JR福山駅に隣接する福山城です。
福山城は1622年に西国鎮護の拠点として建立され、江戸時代に最後に築かれた城としても知られています。水野家、松平家、阿部家と続いた歴史を持ちますが、残念ながら戦争で天守閣を焼失してしまいました。
1966年に修復されてからは、城内は広々とした博物館として公開されており、1階から3階では甲冑や家紋入りの瓦、江戸・明治期の資料を通じて福山城のすべてを学ぶことができます。
さらに、4階では原始から古代の福山の歴史に関する化石や縄文・弥生時代の土器が展示されています。天守閣の屋上に登れば、福山市内を一望できる絶景が広がり、夜になるとライトアップされ、昼間とは違う荘厳な姿を見せてくれます。また、城内には伏見櫓の奥に市文化財に指定された鐘楼櫓も残っています。
いろは丸展示館・枡屋清右衛門宅

いろは丸展示館は、福山市の風光明媚な港町、「鞆の浦」にある坂本龍馬ゆかりの地です。
1867年の江戸末期、龍馬が乗っていた船「いろは丸」が紀州藩の軍艦に衝突されて沈没する「いろは丸事件」が発生しました。事故後、龍馬たちは最も近かった大きな港である鞆の浦に上陸し、賠償交渉を行ったと言われています。
この事件の足跡を辿ることができるのがいろは丸展示館です。館内には沈没した船に関する資料が展示されており、特に2階では坂本龍馬が滞在した隠れ部屋が忠実に再現され、フォトスポットとしても人気を集めています。
「いろは丸事件」の賠償交渉の際、龍馬が「才谷梅太郎」という偽名で宿泊したのが枡屋清右衛門宅です。伝承では屋根裏部屋に泊まったとされていましたが、老朽化のため長く非公開でした。しかし、2011年に龍馬が泊まった確証となる証拠が見つかり、一般公開されるようになりました。
現在、見学できる場所は限られていますが、今後整備される予定です。歴史ファンにとっては、幕末の志士が実際に足を踏み入れた場所に立ち、そのロマンを感じられる貴重な体験となるでしょう。
明王院

福山市屈指の観光名所であり、国宝にも指定されているのが明王院です。
その境内は比較的コンパクトな作りになっており、短時間で充分に観光が可能です。明王院の大きな特徴は、本堂と五重塔が非常に近い距離に立っているという、他の寺院にはあまり見られない配置です。本堂と五重塔はいずれも国宝に指定されており、特に五重塔は市民によって作られた日本最古の五重塔として知られています。
また、33年に一度だけお披露目される十一面観音像が祀られています。五重塔近くの小さな池では、池越しに塔を望む景色が風情豊かで美しく、おすすめの楽しみ方となっています。
福山市立動物園

広島県の東部に位置する福山市立動物園は、およそ65種357点もの動物が生息しています。
動物たちはできるだけ自然に近い形で飼育されているため、ワラビーやキツネザル、ライオン、カピバラなどがリラックスした自然のままの姿を見せてくれます。
毎年11月には「動物園まつり」が開催され、イベント盛りだくさんで子供から大人まで楽しめます。ただし、園内には食堂やレストランがないため、売店で軽食を購入するか、お弁当を持参するのがおすすめです。
まとめ

福山市は、歴史、文化、自然、そして動物とのふれあいといった多様な魅力に溢れた、様々な観光を楽しむことができる街です。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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