安く不動産を購入するために行うべき3つのこと

家を買いたいけど、やっぱり高いなぁ…
もう少し安く不動産が買えるようにならないかな…

この記事では、そんな悩みを解決する記事となっています。

人生で一番大きな買い物は不動産だと言われています。
中古でも数千万円もする家を少しでも安く買いたいと思うのは、とても自然なことです。

この記事を読む人の負担が少しでも減るように、以下の内容をご紹介します。
ぜひ最後まで読んで参考にしてください。

また、不動産購入が初めてという方はこちらの記事もぜひ併せてお読みください。
不動産購入時に気をつけるべき12のこと (fukuyama-fudosan.com)

  • 安く売られている不動産の特徴
  • 安く不動産を購入するために行うべき3つのこと
  • 値引き交渉の心得やコツなどについて詳しく解説
目次

安く売られている不動産の特徴

安く売られている不動産の特徴

まずは、安く売られている不動産の特徴を説明します。

【マンション・戸建】北向きの物件

北向きに建てられた物件は、他の方角に比べて安く売られていることが多いです。

日当たりを重視して物件を選ぶ人が多いので、日が入りにくい北向きの家は価格を落として売られています。

「安く売られている」「日当たりが悪い」という点以外にもメリット・デメリットはそれぞれ存在します。

  • 安く売られている
  • 夏は室温が上がりにくい
  • 家具が傷みにくい
  • 日当たりが悪い
  • 冬は寒い
  • 湿気がこもってカビができやすい

どのメリット・デメリットも考慮して北向きの物件を選びましょう。

【土地】不整形地と呼ばれている土地

不整形地とは以下のような土地のことです。

  1. 角地
  2. 旗竿地(L字型の土地)
  3. 三角地
  4. 傾斜地

不整形地は家が建てづらく需要が少ないので、安く売り出されています。
しかし駐車場や畑としては活用できるので、そうした用途目的で土地を探している人にはおすすめできます。

家を建てる目的で土地を探している人にはあまりおすすめできません。

建設会社のトラックや機材が搬入しづらく、時間と手間がかかって工事費が高くつくことがあるからです。
不整形地に家を建てたいときは、不動産会社と建設会社とよく相談して計画を進めましょう。

安く不動産を購入するために行うべき3つのこと

安く不動産を購入するために行うべき3つのこと

続いて、安く不動産を購入するために行うべきことを紹介します。
紹介するのは以下の3点です。

  1. 住宅ローンの金利を安くする
  2. 火災保険を安くする
  3. 値引き交渉をする

ひとつひとつ解説していきます。

住宅ローンの金利を安くする

不動産を購入する際には、ほとんどの人が住宅ローンを申し込みます。
住宅ローンの返済には利息もかかるので、金利を安くすればかなり負担額を減らすことができます。

貸付機関の中でネット銀行は低金利で有名です。
実店舗を持たないので、土地代と人件費をカットできて金利を低く設定できるからです。
ただ審査が厳しく、スタッフに直接相談できないこと、さらに事務手数料は高い銀行があるというデメリットがあります。

「低金利を生かせなかった…」ということにならないために、複数のネット銀行と比較して住宅ローン関連費用が安く抑えられる銀行を探しましょう。

火災保険を安くする

2つ目は火災保険を安く抑えることです。
不動産自体は安くなりませんが、火災保険を安くすることでトータルの出費を減らすことができます。

保険料を安くする方法はこの4つです。

  1. 不必要なオプションは付けない
  2. 長期契約にする
  3. 免責金額を設定する
  4. 保険会社の割引制度を利用する

ひとつずつ詳しく説明していきます。

不必要なオプションはつけない

火災保険は基本補償に加えて、さらに補償範囲を広げるオプション(特約)をつけることができます。
リスクを想定して備えることは大切ですが、オプションをつけると保険料はその分アップします。

本当にその補償が必要なのか考えて、安易にいくつもオプションをつけないようにしましょう。

長期契約にする

3年契約、5年契約という様に、火災保険は長期契約すると割引率が適用されて全体の保険料は安くなります。

ただ契約の更新回数が減って、補償の見直しをする機会が減るというデメリットがあります。
しかし総支払額は安くなるので、1年ごとに契約するより数年ごとにまとめて契約をした方がお得です。

免責金額を設定する

免責金額とは、一言で言うと「自己負担金額」です。

例えば火の不始末で部屋の一部が焼け焦げてしまい、修繕費が12万円かかるとします。
そのとき免責金額を10万円に設定していたら、2万円は保険会社が補償し、残りの10万円は自分で負担することになります。

免責金額を設定すると保険会社の負担が減るので、その分保険料が低くなるという仕組みです。

ただ注意なのが金額を高く設定しすぎないことです。
大きな事故の際に自己負担が大きいと、保険の意味がありません。

保険会社の割引制度を利用する

保険会社はそれぞれ独自に割引制度を提供しています。
使わない手はないので、契約前に条件を満たした制度がないかチェックしましょう。

保険会社に連絡をすれば申請に必要な書類を教えてくれます。

値引き交渉をする

購入希望者が売主に「〇〇万円値引きしてもらえませんか?」と交渉することが値引き交渉です。
交渉は間に不動産会社が入って行われるので、売主と直接会って交渉をすることはほとんどありません。

値引きの相場の目安は3~5%です。
もし4000万円のマンションを5%値引きできたら、200万円も浮くことができるんです。
勿論必ず値引きができるとは限りません。

値引きをする際の心得やコツは下記の「値引き交渉について説明」に書かれているので、ぜひ読んでみてください。

値引き交渉について説明

値引き交渉について

ここからは値引き交渉について説明していきます。
説明するのはこちらの3点です。

  • 値引き交渉の心得
  • 値引き交渉しやすい不動産
  • 値引き交渉を成功させるためのコツ

まずは交渉をするうえで一番大切なこと、値引き交渉の心得から解説していきます。

値引き交渉の心得

まず値引き交渉をするうえで、心に留めておくことがあります。

①必ずしも売主が値引き交渉に応じてくれるとは限らない

まず前提として、値下げ交渉を申し出ても売主が応じてくれるとは限りません。

最悪「値下げを持ちかけてくる人には売らない」と言われ、せっかく気に入った不動産が買えなくなったという事態もあり得ます。

そういったリスクがあることを忘れてはいけません。

②誠実な態度で交渉を進める

自分のことばかりを考えず、売主のことも考えて値引き交渉をしましょう。

自分の利益ばかりを求めて相手の事情なんてお構いなしの要求をされたら、誰だって相手にしたくないですよね。

売主も何かしらのメリットを得たいと考えています。
どうすればどちらも損をせずに利益を出せるか考えながら交渉を進めましょう。

値引き交渉しやすい不動産

【新築の場合】完成してもうすぐ1年経つ物件

物件は完成して1年経つと、「新築物件」ではなく「未入居物件」となります。
すると価値が下がって売りづらくなるので、売主は「新築」のうちに早く売ろうと考えるようになります。

「1年経つ前に買います!」と申し出てくる買主は売主にとってありがたく、値引き交渉にも応じようという気になりやすくなります。

【中古の場合】相場よりも高く、半年以上売れ残っている物件

「できるだけ高く売れてほしい!」と思い、最初は高めに価格設定をする売主も少なくありません。
しかし半年以上売れ残ってしまうと、「本当にこの価格でいいのか…」と不安になっていくものです。

そのタイミングで購入する意思を示し、値引き交渉を申し出たら応じてくれる可能性が高いです。

値引き交渉を成功させるためのコツ

①売り出し直後は値引き交渉しない

売り出されてすぐの物件を値引きしてほしいと交渉しても、高確率で売主は首を横に振ります。
ここで値下げに応じなくても、後から販売価格で購入するという買主が現れるかもしれないからです。

交渉をするタイミングを見極めることが、値引き成功のコツです。

②「この値段なら買います」と先に希望価格を伝える

先に買主から希望価格を伝えましょう。
そうすると売主は間をとった価格を提案してくることがあります。

例えば、購入したい物件が3000万円で売られているとしましょう。
その価格の5%引いた額の「2850万円ぐらいだと手が届きます」と伝えると、「では2880万円ならどうですか?」と売主が落としどころを見つけてくれて、交渉が進みやすくなります。

買主の希望がそのまま叶うことは少ないですが、先に希望価格を伝えておくのは有効な手です。

③住宅ローンの事前審査を通過しておく

交渉前に住宅ローンの事前審査を通過しておくと、他の買主より有利に値引き交渉を進められます。
なぜなら「この人は本気でこの不動産を買いたいんだな」と、真剣さをアピールすることができるからです。

事前審査の結果は1週間ほどで分かるので、前もって審査の申し込みをしておきましょう。

④買付証明書を提出する

買付証明書とは「この不動産を購入したい」という意思表示をする書類です。
購入希望者が売主に提出する書類ですが、法的拘束力はなく提出したからと言って購入できるわけではありません。

しかし「住宅ローンの事前審査を通過しておく」と同じように、売主に購入の意思を伝えることができます。

有効な手ですが、注意すべき点が2つあります。

  • いくつもの物件に同時に提出しないこと
  • 簡単に買付証明書を取り下げないこと

法的拘束力がないと言っても、買付証明書は売買契約を進めるために必要な書類です。
他の物件に同時に提出すれば「冷やかしをしている人」として見られ、不動産会社と売主からの信頼は一気になくなります。
正当な理由もなく急に証明書を取り下げても同じく信用を失うので、絶対にしないようにしてください。

買付証明書は不動産会社が用意してくれるので、必要になったら担当者に伝えましょう。

最後に|安く買うことばかりに気を取られてはいけない

最後に|安く買うことばかりに気を取られてはいけない

ここまで以下の内容についてご紹介しました。

  • 安く売られている不動産の特徴
  • 安く不動産を購入するために行うべき3つのこと
  • 値引き交渉の心得やコツなどについて解説

しかし安く買うことばかりに気を取られていては、希望条件とは違う不動産を買ってしまう失敗に繋がります。
時々「自分はなぜ不動産を買おうとしているのか」と、初心を思い出すことも大切です。

不動産を買う目的を忘れず、購入費用を抑えることも頭に入れつつ、豊富な知識と経験を持つ不動産会社に相談して、不動産購入を成功させてください。

福山不動産は、不動産に関するお悩みやご相談をいつでも承っています。
「これくらいの予算で買える物件はあるかな?」というお悩みも当社のスタッフが解決いたします。
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