福山市の名所「鞆の浦」について徹底解説!
※画像提供:福山観光コンベンション協会
こちらの記事では、広島県福山市の鞆の浦についてわかりやすく解説していきます。
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こんな方におすすめ
- 福山市に住んでみたい
- 福山市の街について知りたい
- 福山市の暮らしについて知りたい
福山市とは
福山市は広島県の南東部、広島市と岡山市の中間に位置する広島県第二の都市です。総人口は約45万人、合計特殊出生率においては都市部の中では非常に高い水準を維持している都市です。
(引用元:福山市人口将来展望分析, 2021年(令和3年)3月, 福山市)
鞆の浦とは
鞆の浦は、福山駅から南へ14kmの瀬戸内海沿岸のほぼ中央に位置しています。古くから潮待ちの港として栄え、「日本遺産」や、国の「重要伝統的建造物群保存地区」、ユネスコの「世界の記憶」などに指定されている、日本を代表する景勝地の一つです。瀬戸内海に面した美しい風景と豊かな文化遺産で知られており、豊かで多様な魅力が存在しています。
古くから栄えた鞆の浦は、平安時代には「日本三津(にほんさんしん)」の一つに数えられ、当時の物流や文化交流の中心地でした。
江戸時代には西国街道沿いの港町としても繁栄し、、朝鮮通信使も幕府の慶賀などのために度々寄港するなど様々な文化が交流する場でもありました。
鞆の浦は、幕末の「いろは丸事件」(1867年)でも有名です。坂本龍馬が所有するいろは丸と紀州藩船の衝突事件で、龍馬が現代で言うところの損害賠償交渉を行い、成功させたことで有名になりました。
鞆の浦の旧跡には、この交渉の舞台となった場所も残されています。
交通アクセス
鞆の浦へは、JR福山駅からバスで約30分ほどで到着できます。広島空港や岡山空港からもアクセスしやすく、観光地として訪れるのに便利です。
狭い街道が多いため、徒歩での観光が推奨されており、街並みや風景をゆっくり楽しむことができます。
鞆の浦の観光スポット
鞆の浦の観光スポットについても紹介していきます。
常夜燈(じょうやとう)
鞆の浦を象徴する石造りの灯台で、江戸時代に建てられたものです。港を行き交う船の目印として使われ、現在もその姿を留めています。
福禅寺対潮楼(ふくぜんじ たいちょうろう)
鞆の浦の風景を一望できる寺院で、対潮楼は歴代の皇族や文学者に愛された景勝地です。幕末には坂本龍馬がここに滞在し、紀州藩との交渉を行ったことでも知られています。
御舟宿いろは
坂本龍馬がいろは丸事件の際に宿泊したと伝えられる建物で、内部は資料館として公開されています。
鞆の浦の古い街並み
江戸時代から続く古い町並みが保存され、細い路地や伝統的な建築物が残るエリアです。映画やドラマのロケ地としても使用され、懐かしい日本の風景が楽しめます。
まとめ
鞆の浦は、美しい瀬戸内海の景色と歴史的な町並み、豊かな文化やグルメが楽しめる港町です。江戸時代の面影を色濃く残す街並みや、坂本龍馬ゆかりの地として、国内外から訪れる人々に愛されています。ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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